彼氏・彼女とのお付き合い、結婚において、「こうであってほしい」とか「こういう人がいい」とか、いろんな希望ってあると思います。
やっぱり相性や価値観が合うって大切だから、自分の希望をちゃんと認識したり、相手の希望も確認することって大事だと思うんですが、その反対の要素が大切だったりもします。
それは、「これはイヤ」ということ。
優しい人がいいとか、料理が好きな人がいいとか、身長差が20cmくらいがいいとか、恋愛相手・結婚相手を探しているときって、「これがいい」が出てくることが多いと思います。
もちろん、それは大事なんですが、一緒に生活をしていくうえで、自分がイヤだと思うことってとっても重要なんですよね。
たとえば、こんなことがありました。
私は、生魚が苦手なので、お寿司やお刺身は食べたいと思わないんですが、「それは人生の半分を損してる!新鮮なものを食べたことがないからだよ。これ、食べてみな」って、お皿にのせてくる人がいました。
アレルギーなわけではなく、ただの偏食だし、どうしようもなかったので、がんばって食べたんですが、感想は「やっぱり魚は魚だった…」です。
それ以来、その人と食事に行くのはイヤになりました。
また、これも食べ物のことなんですが、私は納豆のにおいが苦手で食べられないんですね。
においが苦手なので、一緒に食卓を囲む人が食べるのもちょっとキツイんです。
なので、申し訳ないけど、納豆は私が座る前か席を立った後に食べてほしいとお願いしたことがあるんですが、食べるタイミングを指示されたくないとのことで(ごもっともではあるんですけど)、何度も納豆開封の場を共にしました。
こうやって書くと、なんだかたいしたことではないな…とは思うんですが、そうはいっても一緒に住むとなると毎日のことだったりします。
ひとつ目に関しては、もうこればっかりはストレスになるので、私が食べる食事のメニューに関して無理強いをしない人と付き合うと心に決めました。
ふたつ目に関しては、納豆を食す時間だけずらしてもらえるか、もしくは、においの弱い納豆にしてもらえる人と付き合おうと思いました。
前向きな価値観って思いつきやすかったり、話しやすかったりするんですが、こういった「これは厳しい」という面って言いづらかったりしますよね。
でも、付き合ってから、結婚してからの方が長い人生だったりもしますし、こういうことも話せる人を選ぶって大切だなぁと思います。
そして、そんな話ができるように、自分のこと、理解しておきたいですね。
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