先日、オンラインのミーティングツールを使って、少人数でワークショップを開催しました。
内容は恋愛や人間関係ではなく、今までの経験を棚卸しして今後のキャリアについて考えるという仕事関連なんですが…
話のテーマはともかく…そこでは、将来どうありたいかから始まって、そのイメージ像を具体化して、そうなるためには…と話を続けていきました。
話をしていると、誰でもよく使う共通の単語って、たくさんあると思います。
例えば、「しっかり」した人が好みとか。
「落ち着いた」人と付き合いたいとか。
「かわいい」人もいいけど「キレイ」な人が好きとか…。
どれも、とても身近な単語だし、「わかる!」って思ったり、「しっかりしてるのもいいけど、ちょっと愛嬌があるのがいいかな」とか会話にはなるんだけど…
「しっかりしている人」ってあなたにとっては、どんな人ですか?
私にとっては(恋愛目線で見たら)、規則正しい生活をしていて、生活できる経済力があって、収入の範囲で生活しつつ貯金もできていて、オンオフのメリハリをしっかりつけていて…といった感じになります。
でも、人によっては、例えば、仕事にまじめに取り組んでいて、敬語がきちんと使えて、身だしなみが整っていて、姿勢が良くて…という方もいるでしょう。
こうやって考えると、身近な単語でも、その基準としてることって人それぞれ違うんですよね。
で、ワークショップでは、こういったあたりまえに使っている単語のその人の基準をさらに掘り下げて、イメージを具体化していきました。
彼氏・彼女と付き合っていて、価値観が似ている・合っているって大事ですよね。
「自宅は落ち着いた空間にしたいから、そういうインテリアにしたいと思う」
「私もそう思う~!」
って意気投合しても、お互いの「落ち着いた空間」がどれくらい一致しているかが実はわかってないし、これがすぐに判明することならいいけど、そうじゃないこともあったりします。
いつもいつも会話のたびに「それって具体的には?」って聞くのは会話の流れを中断させてしまうと思いますが、自分にとって大切な価値観だなーって思うことは、
「私はこれって具体的にこんなイメージなんだけど、あなたは?」
と聞いておくといいのではないでしょうか。
特に結婚の話が出てきたときは、結婚式をするかしないかやどこに住むかなど、目先のことばかりになってしまうかもしれませんが、お互いの結婚生活について価値観をすり合わせるのが大切ですよね。
私にとっての普通が、相手にとっての普通じゃない場合もある。
なんとなくでやり過ごさず、そういうのを聞いたり話したりできる関係でいたいですね。
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